このサイトは私の気が赴くまま、あれやこれやを適当にUPしてる記録置場でございます
両親が他界して築半世紀モノのボロ賃貸物件(木造家屋)が残った
建物には数世帯が入居できるが、相続時に住んでいたのは1世帯だけだった
相続してから10年足らずだが賃借人の要望で風呂やドアをやり替えたりした
台風や雷雨になるとあのボロ屋は大丈夫なのか?
と気が気でない、気にするとどんどん気になる
大規模リフォームをして堅牢にすることも可能かも知れないが新築を建てるくらい金が掛かるだろうから、その線はない
こんなモノを所有したまま遠方の自分の好きな土地に住むなどのこともしずらいし、手かせ足かせになっていてストレス発生器みたいなことになっていた
不動産経営にも向き不向きがあるようで、個人的には不向きだったみたいだ
とはいえ、長く住むつもりらしい貸借人を追い出すなんてことも出来ないしで行き詰っていた
そんな中、壁の傷みが酷く要改修の話となり見積もりをしたところ金額がそれなりに張る
結構な金をボロ家に使っても先はないだろうと思い、その場の勢いでその金を上げるから退去できないかと相談してみた
このボロ家で儲ける気はなかったし、自分のQuality of Lifeの方が大事なので金銭面には目を瞑った
そして立ち退き料に色をつける事で双方合意がとれたことから話が一気に進み始めた
退去の話が具体的・現実的になったので負動産の処分が見えて来た
この話の前に私は引っ越しをして住所が変わったばかりだったので、登記上の住所も変更しておく必要がある
登記については司法書士に依頼するのが一般的だけど不動産の住所変更登記は非常に簡単である
親が亡くなった時の相続登記の前段で住所変更登記を自分でした経験があるので、住所変更登記の簡単さは知っていた
とは言え、何年も前のことなので何も見ずに申請書を作れるという事はない
なので法務局に行って事前に法務相談の窓口で軽く見て貰ってから申請書を提出して変更しておいた
2つに分かれた土地に跨って家屋が立っているので不動産は3つ、費用は1000円の収入印紙3枚の合計3000円
1週間後に無地に完了した旨の連絡を貰って完了証みたいなものを受領しておいた
急ぐ話ではなかったが、どのみち必要な事なので時間のある時に済ましておいた
立退料を前払いした日から1ヵ月程後に退去の連絡があった
目当ての転居先物件がある旨の話はあったが、途中経過の連絡などは無かったのでそろそろ気にはなっていた
本当に退去してくれるのか? と
その矢先の連絡だったので安堵したものだ
最初の話し合いから40日も経たない間に退去したのでかなり展開は早かったのではと思う
それで退去の翌日、事前に取り決めていた場所に置かれた鍵を取って室内を確認してみた
家具等の残置物があることは事前の話し合いで了解していたが、家具・収納棚などはほぼ全て残していったようだ
初見では残置物の量に軽く眩暈がしたが、負動産を処分出来れば長年のストレスから解放される事を思えばその代償というか費用の一部であると思うことにした
家を解体するんだから家具も一緒に解体すればいいと考えがちだけど家具類は一般ごみ、家屋の廃材は産業廃棄物と別物なので混合して廃棄することは出来ない
なので残置物は時間を掛けて少しずつ処分して大物だけ業者に依頼して処分費用を圧縮するか、金は掛かるが全部業者に任せて一気に処分するか
大まかに相場らしきものを調べてみると良くて50万、悪ければ80万、車が入ってこれない場所なのでもっと掛かるかも知れない、どうするか少し考えてみたい...
...大型ごみでも自分でゴミ置き場まで運べるモノは市の割安なサービスで少しずつ処分しようと思っていたがしかし、予約サービスに連絡してみるとそれは家庭ごみではなく事業ごみなので回収対象外と言われたよ
なので選択肢は業者一択となりました。
幾らかかるかなぁ、車が入れないとこだから手間が掛かるけども最悪でも100万円みとけば収まるかな、いや流石にそれは大げさに考えすぎだったと後で振り返りたいんだけど
世の中、金ですね
零細にもほどがあるんだけど賃貸不動産の個人事業主なので廃業届が必要な筈、それと青色申告も不要になるのでこれも止める必要がある
ググると
個人事業を廃業したときは、「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署に提出します。提出期限は廃業した日から1か月です。青色申告している場合は、廃業届とともに「所得税の青色申告の取りやめ届出書」を提出する必要があります。事業を廃止しようとする年の翌年3月15日までとなっていますが、通常は廃業届と同時に税務署に提出します。
という事らしいので、忘れないようにやっておきたい
→ 12/02現在、届提出済
ちょっと特殊な状態なので大型の残置物撤去までの手順を整理しておきますよ
まず前提として
1.開かずの間というか相続時に玄関の鍵の所在が不明で入れない部屋が2つと、これまた鍵の所在が分からない&鍵の閉った物置が1つある
2.上記の部屋や物置の中にも残置物がある可能性が高い
3.住居から出る大型ごみを賃貸の所有者が市のサービスで回収することはできない(一般ごみではなく事業ごみと言われた)
4.残置物にエアコンがあるのは見えているが、これはエアコン専用の無料回収サービスに頼んだ方が費用的に良い
というのがある
なので、まず鍵を開ける業者に頼んで鍵を解錠するんだけど、10年以上閉ったままの鍵なのでさび付いててすんなりとは解錠できないんじゃないかという懸念がある
しかしそれで躊躇してても鍵は開かないので、そうした状況を事前に説明した上で依頼することになる
運よく解錠できたして、空き家とはいえ鍵の掛かってない部屋というか家のままにするのも物騒なので鍵を掛けられるようにする
費用を圧縮したいので業者に頼むよりDIYでやってみる予定
解錠したら室内の残置物を確認しておく、普通ごみ等があれば処分してエアコンは専門業者に回収依頼をする
その他の大型ゴミは、他の部屋の残置物と一緒にゴミ回収業者に回収してもらう
ここまで来たら建物の解体も可能になるが、その前に不動産業者に売却の相談をしたほうが良い気がする
売却前提での解体であれば売却益の控除対象にできるのではないかと思うのでね
不動産屋に売却の相談 → 建物解体の順序にしておけば、売却のための解体という流れがあり税務署にも説明がしやすい
それで控除可能か念のため税務署にも事前に確認しておいた方が良いかもしれない
また、セットバックが必要な土地なので区の建築課で再建可能かどうかも念押し確認しておこうかな
近所に新築とかできてるので大丈夫な筈だけども
そんな感じで色々考えることがあります、ホントに負動産ですわ
残置物撤去のスケジュール感と売却までの手順としては、
・年内に大型ごみ以外のゴミを少しずつ処分
・年明から暫くは用事があるので、それが終わった2月以降に開かずの間を解錠して出てくるであろう大型ごみ以外のゴミを少しずつ処分
・3月末迄には大型ごみを業者に撤去してもらう
・それから不動産屋に売却の相談をして、測量とか解体とかの必要性とか注意点とかを確認
・必要なら境界の測量をする
・必要なら建物の解体をする
・売却依頼をする
あんまり急いでやると疲れそうなので、ほどほどのペースでやるけど、来年(2025年)中にはケリをつけたい