よいちの趣味&気ままな暮らし

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いい加減な「悪人正機説」批判


「善人なほもって往生おうじょうをとぐ。いはんや悪人をや」

親鸞聖人の超有名な一節です

善人でも浄土に往生できるのだから悪人はいうまでもない(浄土に往生できる)くらいの意味で、善人より悪人のほうが浄土への優先度が高い感じです(笑

ここで言われている「善人・悪人」についてですが、大雑把に
・善人とは阿弥陀仏に頼らず自力で頑張れる人
・悪人とは日々煩悩にとらわれてしまい自力ではにっちもさっちもいかない一般人

という事のようです

なので、悪人と言っても大量殺人とかの極悪犯罪人を想定している訳ではないようですね

ポイントは他力本願(阿弥陀仏への帰依・信仰)が重要ということです、信仰すれば浄土へ行けるよという促販というか信仰キャンペーンみたいなモノかと思います

浄土(悩み苦しみから完全に解放された世界)などと言うもの自体が願望または幻想というか虚構なので、前提が成り立ちえない「悪人正機説」もまた空理・空論という事になります

信じなさい、そうすれば救われるというのは宗教の一貫した教えですね

自分で考えることが出来る人間は批判精神があり懐疑能力があるので簡単には信者にならない、思考能力のない人間のほうが御しやすいのは古今東西変わりません

ありもしない浄土や天国などを騙りお布施を要求する宗教は全て詐欺かと...

それか、一定の金銭の支払いで虚構の物語を提示されて心の安寧を得られるメンタル・サービスなのかもなぁ

お互いが納得しているのなら、第三者が詐欺だの何だのと批判する必要はないか

信じるものは救われるというし、宗教なしには生きていけないような人もいるのかも知れないし...

それはそうとして、信者は自分(ら)だけが真理に気づいた選ばれた人間で死後は浄土なり天国に行ける。周りの信心のないバカな人々は死後は地獄へ直行だとか思って優越感持ってそうでウザい(笑

Posted on 08/Feb/2025


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